原形をとどめない軽自動車 折れ曲がるポール 街路樹に衝突して横転 米兵が死亡 沖縄・うるま市

 9日午前4時10分ごろ、沖縄県うるま市昆布の県道75号で、軽自動車が中央線を越えて、道路脇の縁石や街路樹に衝突し、横転した。車を運転していた米陸軍兵の特技伍長ノ男性(22)が頭などを強く打ち、その場で死亡が確認された。死因は調査中。

 うるま署によると、男性は、みどり町方面から石川方面向けに進行中、何らかの理由で中央線を越え、道路右側の街路樹や縁石に衝突し、横転したとみられる。

 現場は片側1車線の左カーブで、道路脇のポールが折れ曲がり、周辺には車の部品やガラスの破片などが散乱した。この事故の影響で約4時間、交通規制が敷かれた。同署が詳しい事故原因を調べている。

街路樹や縁石に衝突し横転した事故車両=9日、うるま署

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