田村淳、鳥山明さんと打ち上げをしたエピソード明かす「先生の取り合いになる」

9日放送の『田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、1日に亡くなった漫画家の鳥山明さんとの思い出を語った。

番組では冒頭の挨拶の後、8日に鳥山さんが亡くなっていたという報道があったということで、その話となった。

実は淳は、自身が中心となって結成したバンド、jealkbを通じて鳥山さんと親交があり「鳥山先生が名古屋でライブやるときは必ずみにきてくれてて『なんで俺たちみたいな弱小バンドを見に来てくれるんですか?』って聞いたら、『とにかく大人になって楽しいことやっているのを見てるのが楽しい』って」と明かした。

さらに淳は「ライブに来てくれるようになったのは『ドラゴンボール』が終わったあとくらいだったから、それがきっかけで『もう一回マンガ描きたくなったなぁ』って、俺たちのライブみて。で、『打ち上げとか行きます~?』って無理だろうなって誘ったら『え、いいの?』みたいな」と打ち上げにまで鳥山さんがきてくれたと語った。

鳥山さんは、いつもニューバランスの靴を履いていたそうで淳は「『好きですね~先生、ニューバランス』『これが一番履きやすいんだよ』って」と当時のやりとりを回想。「で、未来の話は言えないこと多いから聞かないでって言われてたんだけど、今までの話は『このときどうだったんですか?』とか『こういうときなんでこういうキャラ生まれたんですか?』とか、いっぱい話してくれるからもう、鳥山先生の取り合いになるの、質問攻めにあって」と当時を懐かしんだ。

また、砂山圭大郎アナウンサーが、鳥山さんはガスマスク姿の自画像のほかは、メディアでの露出がかなり少なかったという話をすると、淳は「たぶん街中で鳥山先生だって気づける人は少ないでしょうね」と話したのだった。

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