女子更衣室で使う部屋にスマホ設置し盗撮か…51歳の介護職員の男逮捕・宇部

宇部市内の事務所建物の女子更衣室として使用する部屋に、動画撮影機能付きのスマートフォンを設置し、部屋を利用した40代の女性を動画撮影したとして、9日、宇部市に住む51歳の介護職員の男が性的姿態等撮影の疑いで逮捕されました。

男は2月28日、部屋に盗撮機器を設置したとして、宇部警察署に県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されていて、その後の捜査を経て、盗撮行為も明らかになり、9日再逮捕されました。

男は「録画できる状態でスマートフォンを設置し、盗撮したことに間違いない」と容疑を認めているということです。

高性能な撮影機能を備えたスマートフォンの急速な普及により、盗撮被害が増加する中、「体の性的な部位や下着などを相手の同意なく撮影したり、盗撮したりする行為」について、都道府県の迷惑行為防止条例よりも罰則が強化された「性的姿態撮影等処罰法」が、2023年7月から施行されました。

違反すると「3年以下の拘禁刑又は300万円以下の罰金」と定められています。

© 山口放送株式会社