氷上の熱戦を繰り広げ交流 二戸でカーリングフェス10日まで

氷上で熱戦を繰り広げる選手たち=9日、二戸市仁左平

 第25回イーハトーブカーリングフェスティバルは9日、岩手県二戸市仁左平の県北青少年の家スケート場で始まった。「本県カーリング発祥の地」に県内外24チームが集結。10日までの2日間、熱戦を繰り広げながら交流を深める。

 115人が参加。初日は予選を行い、選手は氷の状態を見極め「イエス」「ウォー」のかけ声を響かせた。同市の中央小の児童でつくるチームで出場した小林夏希君(6年)は「みんなで協力してできるのが楽しい。チームの調子も良いので優勝したい」と力を込めた。

 2年ほど前に競技を始めたというタレントのなすびさん(48)も初参加。「老若男女ででき、ハードルが低いが、なかなか思い通りにいかない奥の深さが魅力。二戸を訪れ、雪の多さを改めて感じた」とほほ笑んだ。

© 株式会社岩手日報社