埼玉県行田市消防本部(吉沢宏消防長)は6日、同市小針の古代蓮の里で、春の火災予防運動(3月1~7日)に伴い、2月1日から運用を開始したドローン(小型無人機)も使った消防総合訓練を行った。
訓練は古代蓮会館のエレベーター機械室から出火したという想定で実施。高さ50メートルの展望室に取り残された来館者の避難誘導やドローンでの状況確認、消防隊員による救出などの訓練を行った。
会場には前日からの雪が残り、雨も降るあいにくの天候だったが、参加した消防隊員たちは本番さながらの緊張感の中で訓練に励んでいた。