「夫婦喧嘩の理由」ランキング…トップは「相手の態度や言動」にイラッ!

夫婦であれば常に仲良くありたいものですが、なぜか起きていしまう夫婦喧嘩。世の中の夫婦は、どうして喧嘩に発展してしまっているのでしょうか。アンケート調査から紐解いていきます。

夫婦喧嘩の原因トップは「相手の態度や言動」にイラッ!

――はぁ……

ため息をつく同僚

――何かあったの?

――奥さんと喧嘩しちゃって

そんな会話、心当たりのある人も多いのではないでしょうか。株式会社しんげん/「SHUFUFU」が行った調査によると、 「1年間で夫婦喧嘩をする回数」で最も多いのが「1~3回」で39.5%。続いて「4~6回」が13.5%。「まったくしない」という驚異的な夫婦は12.0%、一方で「ほとんど毎日」と、もはや夫婦喧嘩が日常になっているケースも3%ほどいます。

ではその理由は? 最も多いのが「態度や言動」で29.0%。

●頼んだことをせず、違うことをやりだし考えてることが違って喧嘩になったりします(30代女性)

●相手の言うことに対して無視したり、嫌な返答をして(40代女性)

●嫁の態度がもの

%ごく悪く気に入らないことがあり、それについて言うと反対に怒ってきて喧嘩になります(30代男性)

●思いやりない言動が癇に障ることがある(50代~男性)

2位は「思い出してもはっきりと覚えていない程度のことから派生しているような感じです(40代女性)」というように「ささいなこと」が14.0%。3位は「子どもの世話の割合や子どもにYouTubeなどの動画を見せる見せないが多いです(30代男性)」といった「育児やその考え方等」で13.5%でした。

【夫婦喧嘩の理由】

1位「態度や言動」29.0%

2位「ささいなこと」14.0%

3位「育児やその考え方など」13.5%

4位「お金のこと(家計・小遣い)」9%

5位「家事について」9%

どれも「わかる、わかる」と、身に覚えのあることばかりではないでしょうか。そして夫婦喧嘩、やはり大切なのは仲直りのタイミング。世の中の夫婦は、夫婦喧嘩をしてどれくらいで仲直りしているのかというと、「24時間以内」が最も多く41.0%。続いて「2~3日」が24.5%。なかには「仲直りしない」という心配になる回答も、3.5%ありました。

妻、エイジングケア・美容ケアに月1万円以上!夫に理解できない妻の高額化粧品

些細な事で勃発する夫婦喧嘩。

――妻が使っている化粧品で大喧嘩に

40代サラリーマンの投稿。「そんな高い化粧水使っても意味ないよ」と、少々意地悪く言ったことがきっかけで大喧嘩に発展したといいます。確かに、男性は女性の使っている化粧品の価値が分からないものです。

株式会社オースタンス シニアDXラボによる『シニアトレンド白書~美容に関する意識調査2024~』によると、エイジングケア・美容ケア用品の購入額は女性は月1万円以上使う回答が19.5%を占める一方で、男性は月2,000円未満が37.0%。男性も女性もいつまでも若くはありたいものの、かけるお金には大きな開きがあります。

そんな男性が年とともに気にすることといえば、髪の毛。しかし意外にも「髪の悩みがある」と回答したのは、男性が48.0%と半数だったのに対し女性は81.2%。ただ悩みの内容は違うようで、男性の髪の悩みのトップは「全体的に髪が髪の毛が薄い」で67.1%。「白髪が目立つ」が続きます。一方で女性の髪の悩みで最も多いのが「白髪が目立つ」で66.1%。また「パサつきやうねりがある」と悩む女性も多くいました。

このように夫婦喧嘩に種にもなりやすい「美容」。男女の意識の差は非常に大きく、男性にとっては「理解できない」と思うことも多いのではないでしょうか。ただもし悩みがあるなら、まずは妻に聞くのもおすすめ。実際にこの調査で「エイジングケアや美容ケアをしようと思ったきっかけ」を尋ねたところ、シニア男性の3人に1人は、妻やパートナーに勧められてと回答。やはり夫婦。相手にはいつまでも若々しく、格好よく、美しくあってほしいもの。そのための努力はお互いに理解し合うことが大切のようです。

[資料]

株式会社しんげん/「SHUFUFU」『夫婦喧嘩に関する調査』

式会社オースタンス/「趣味人倶楽部」『シニアトレンド白書~美容に関する意識調査2024~』

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