木村、木下らパリパラ内定 競泳代表選考会

男子100メートルバタフライ(視覚障害S11) 力泳する(手前から)木村敬一と富田宇宙。派遣基準記録を突破しパリ・パラ代表に内定した=静岡県富士水泳場

 パリ・パラリンピック代表選考会を兼ねた競泳の春季チャレンジレース最終日は10日、静岡県富士水泳場で行われ、男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)で2021年の東京パラ金メダリストの木村敬一(東京ガス)、銀メダルの富田宇宙(EYジャパン)が派遣基準記録を突破して代表に内定した。木村が1分3秒03で制し、富田は1分3秒99で続いた。

 女子200メートル個人メドレー(知的障害)は昨夏の世界選手権2位の木下あいら(三菱商事)が2分25秒92で優勝し、派遣基準記録をクリアした。

 木村は2008年の北京大会から5大会連続5度目で、富田は東京大会に続き2度目。木下は初出場。

女子200メートル個人メドレー(知的障害) 木下あいらの背泳ぎ=静岡県富士水泳場

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