立命館アジア太平洋大学、高校生副学長を募集し新たな改革へ

立命館アジア太平洋大学は大学改革に新たな視点や推進力を求め、高校生特命副学長の募集を始めた。米山裕学長の新プラン「Leap Beyond Global(リープ・ビヨンド・グローバル)」を実現するための取り組みで、選ばれた高校生特命副学長が大学運営に若い世代の目から提言する。

立命館アジア太平洋大学によると、募集する高校生特命副学長は1人で、他に特命副学長を支えていっしょに活動するメンバーを若干名募る。対象は2024年4月時点で高校1、2年生。国籍は問わない。書類と短時間のプレゼンテーション動画による一次選考のあと、立命館アジア太平洋大学役員がオンライン面談して決定する。

募集期間は4月15日まで。5月に選考し、6月上旬に結果を発表する。高校生特命副学長の活動期間は6月から2025年3月までを予定している。応募は立命館アジア太平洋大学 特命副学長特設サイトから。

リープ・ビヨンド・グローバルは従来の枠を超えて新しい大学のあり方を目指す新プランで、この中にある特命副学長制度は高校生や在校生を大学運営に積極的に迎え入れ、若い世代の意見を反映させる狙いがある。立命館アジア太平洋大学は高校生に続き、在校生特命副学長も募ることを計画している。

参考:

立命館アジア太平洋大学 特命副学長特設サイト

© 大学ジャーナルオンライン