松戸市は、「共働き子育てしやすい街ランキング2023」で、総合編1位(東京を含む)を受賞。2020年及び2021年に続く、3回目の快挙。2022年は総合編2位、全国編(東京を除く)で1位を獲得するなど、高い評価を受けています。
昨年受賞したときの記事はこちら
https://mrs.living.jp/kashiwa/town_news/article/4957763
「共働き子育てしやすい街ランキング2023」とは
日本経済新聞社と日経xwoman(クロスウーマン)が、共同で実施した「自治体の子育て支援制度に関する調査」の結果をもとに、「子育てしながら働きやすい都市」を独自の指標でランキングしたもの。2015年から調査を実施し、今回で通算9回目の調査です。
・調査主体 日本経済新聞社及び日経BPの情報サイト「日経xwoman」
・調査名 自治体の子育て支援制度に関する調査
・調査対象 三大都市圏の主要市区と全国の政令指定都市、道府県庁所在地、人口20万人以上の都市の180自治体(うち157自治体から回答、回収率87.2%)
・公表媒体 日本経済新聞、日経xwoman(共働き家庭向け子育て関連の情報を提供しているサイト)
・調査期間 2023年9月~10月(年1回実施)
今回評価されたポイント
●親子で気軽に遊びに行ける「おやこDE広場」などを市内28カ所に整備。各施設には、市が認定した専門知識を持つ「子育てコーディネーター」を配置。子育ての悩みや不安を相談でき、支援サービスなどを紹介してもらえます。孤立しがちな妊産婦も気軽に訪れることができます。
●保育所などを利用していない2歳未満の子どもがいる家庭や妊婦を対象とした家事育児支援サービス「まつドリbabyヘルパー」を開始。ヘルパーは食事の支度や買い物、掃除などの支援をしながら、育児に関する悩みにも応じる取り組みです。
他にも家事育児支援や一時預かり無料券などをプレゼントして、「おやこDE広場」や「子育て支援センター」などの登録・利用を促進する「マイ・サポート・スペース事業」も行っています。
●妊娠36週以降の健診などで使うタクシーの費用補助
松戸市の子育て施策の強み
乳幼児向け遊び場は、「おやこDE広場」「子育て支援センター」「ほっとるーむ」など、市内に28カ所あり、市内のほぼ全駅(23駅)の駅勢圏をカバーしています。
【特徴】
・3歳までの子どもとその保護者が対象(子育て支援センターは就学前)
・妊娠中の人も利用できる
・無料、週4日以上開設
・講座、イベントなどを数多く開催
・親同士が交流できる
・子育ての悩みを相談できる
・一時預かり実施※2023年4月時点で7カ所
「ほっとるーむ八柱」や「ほっとるーむプラーレ松戸」には、託児機能付きコワーキングスペースを設置。共働き世帯のニーズにも対応しています。
8年連続で待機児童ゼロ
松戸市が特に子育て施策に力を入れ始めたのは、2015年から。子ども・子育て支援新制度の施行を受け、待機児童対策に取り組みました。
0歳~2歳児を対象にした20人未満の小規模保育施設の整備を進め、卒園後は、保護者が共働きでも幼稚園に預けることができる仕組みを整えてきました。その他、送迎保育ステーション事業の推進など待機児童対策を取り組んだ結果、2016年から8年連続で待機児童ゼロを達成しています。
今後は、医療的ケア児・障害児の保育施設受け入れ体制強化。そして、令和6年度に国が実施する「こども誰でも通園制度(仮称)の試行的事業」(※)への参加に注力。これからもきめ細かい施策を実行していく予定です。
※こども誰でも通園制度…親が就労していなくても子どもを保育所などに預けることができる新たな制度。2026年からの本格実施を目指し、試行的事業を実施
この件に関する問い合わせ
松戸市子ども部子ども政策課
TEL:047-704-4007