「彼らを中盤で止めるのが自分の仕事」 リバプール遠藤航がシティとの首位決戦へ! 「楽しんで勝ちたい」

リバプールでプレーする遠藤航。[写真:Getty Images]

リバプールの日本代表MF遠藤航がチームとしての大一番を前に決意を新たにしている。

プレミアリーグ首位のリバプールは10日の第28節で2位マンチェスター・シティとホームで対戦。わずか1ポイント差でひしめき合うなかの直接対決は言わずもがな、首位攻防戦となる。

今後の優勝争いを大きく左右するビッグマッチが迫るなか、今や中盤の一角として、ユルゲン・クロップ監督からの信頼を大きくする遠藤はクラブのインタビューに応じ、心境を明かした。

「クレイジーな雰囲気になると思っています。この試合を楽しむつもりだし、勝ちたいです。こういう試合に出られるのはとても興奮するし、これまでと同じように準備をして、努力するだけです。自分のベストを尽くしたいです」

また、シティの印象に話が及び、「彼らは攻撃面でとても良いプレーをし、優れたアタッカーもたくさんいるので、僕は彼らを中盤で止めていくようにしないといけないです。それが自分の仕事だと思いますし、その準備をします」と意気込んだ。

一方で、自チームに関する質問に対しては結果がついてくる状況に手応えを感じつつ、モハメド・サラー、ドミニク・ソボスライらの実戦復帰を喜び、シティ戦に向けて最善の準備を意識した。

「今の僕らは素晴らしいプレーをしています。ケガをしてしまった選手もいるけど、勝ち続けています。次の試合に集中して全員でプレーするだけです」

「彼ら(サラーとソボスライ)がピッチに戻ってくるのを見れて、とても嬉しいです。ファンと同じように、僕らも彼らの復帰を待っていました」

「だから、僕らは良い方向に進めているし、次の試合に向けての準備を心がけるだけです」

ユルゲン・クロップ体制最終年のリバプールは先のカラバオカップで今季1つ目のタイトル。ヨーロッパリーグ(EL)、FAカップでもタイトルチャンスを残しており、プレミアリーグを含め、4冠達成で優秀の美を飾る可能性がある。

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