ブンデス初の1年目で4度のハットトリック達成…ケイン「チャンスをものに」

バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、新たな記録を樹立した。9日、クラブ公式サイトが伝えている。

ブンデスリーガ第25節が9日に行われ、バイエルンはマインツと対戦し、8-1で大勝。フル出場したケインはハットトリックを達成したほか、1アシストも記録するなど、4得点に絡む活躍で勝利に大きく貢献した。

今シーズン4度目のハットトリックを達成したケインは、データサイト『OPTA』によると、ブンデスリーガのデビューシーズンで4度のハットトリックを達成した史上初の選手に。また、今季リーグ戦30ゴール(25試合出場)に到達した同選手は、ブンデスリーガ創設1年目の1963-64シーズンに、当時ハンブルガーSVに所属していた元西ドイツ代表FWウーヴェ・ゼーラー氏が記録して以来、デビューシーズンで30ゴールを記録した選手にもなったという。

試合後、ケインは「今日は勢いを活かすことができた。最初から最後まで素晴らしいパフォーマンスだった。難しい相手に対してチャンスをものにすることができた。これから数週間、このようなパフォーマンスを見せ続けなければならない」と喜びを口にした。

また、ロングパスからジャマル・ムシアラのゴールをお膳立てした場面については「もちろん、アシストにも満足しているよ。目の端でジャマルの姿が見えたんだ。あれはおそらく僕のキャリアの中で最高のアシストの一つだった。ジャマルが素晴らしいゴールを決められたことも良かったね」と満足げに振り返った。

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