お酒を飲まないのですが、飲み会はいつも「割り勘」。「自分が食べた分だけ」にしたいのですが、よい方法はないでしょうか?

割り勘を不公平に感じる場合の対処法とは

自分はお酒を飲まないのに、割り勘だとお酒を飲んだ人の分までお金を払わなくてはならず、納得がいかないと不満に思っている人もいるでしょう。本項では、飲み会で割り勘を避ける方法について紹介します。

ただし、飲み会のシチュエーションによっては毎回割り勘を避けられるわけではない点に留意が必要です。

自分の意見を伝えてみる

会社での飲み会など、状況によっては割り勘を断りにくいケースもありますが、友人同士での飲み会のように、自分の意見を伝えやすい場所では「お酒を飲まないので割り勘はしたくない」という意思を相手に示してみるのもよいでしょう。自分から伝えないと、相手は割り勘を不公平に思っていることに気付かない可能性も考えられます。

「お酒は飲めないので、その分、飲み会代を少し安くしてほしい」など、自分の気持ちを相手に伝えることで、初めて認識されるケースもあるのです。

飲み放題コースを予約する

多くの居酒屋では、飲み放題コースが用意されている場合があります。単品でお酒を注文すると、お酒を飲む人が多ければ多いほど、飲まない人は負担が大きくなりがちです。それを避けるためには、自分が飲み会の幹事になり、飲み放題コースを予約するのもよいでしょう。

飲み放題コースであれば、あらかじめ金額が決まっているため、周りがお酒を多く頼んでも、自分も好きなソフトドリンクを注文すればよいので、不公平を感じにくくなります。

相手への配慮が大切

本来、飲み会を楽しむためには、お酒を飲める人と飲めない人、両者がお互いを気遣うことが大切です。お酒を飲む人が多い飲み会で割り勘にすると、お酒を飲めない人が不公平を感じやすくなるため、飲める人が配慮して少し多めに払うように心掛けるとよいでしょう。

一方、お酒が飲めない人も、飲み会に参加する以上は、飲食の量や支払金額に差が出る可能性があることを理解する必要があります。

必ずしも割り勘を断れる飲み会ばかりではないため、そのような場合でも飲み会の時間を有意義にできるよう、人との交流や新しい情報を得られる機会と捉えて、マイナスな気持ちばかりを持たないように意識しましょう。

どうしても割り勘になることが納得できない場合は、飲み会に参加しないというのも最終的な選択肢としてあります。気が乗らない飲み会で、さらに割り勘になるとよい気持ちはしないでしょう。そのような場合、断れる飲み会であれば不参加にして、別の機会に交流を深めるのもよいです。

自分の気持ちを伝えることも大切

飲み会での割り勘に不公平を感じている場合は、「自分はお酒を飲まないので少し安くしてほしい」など、自分の意見を伝えてみるのも一つの方法です。

もちろん、会社での飲み会など、シチュエーションによってはそのような発言ができない場合もありますが、友人同士の飲み会など、相手によっては快く対応してくれる可能性も期待できます。まずは自分の思いを相手に伝えることから始めましょう。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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