全世界で絶賛!この作品で“戦国時代がますます面白くなった”『SHOGUN 将軍』真田広之×田村淳が熱く語り尽くす

『SHOGUN 将軍』© 2024 Disney and its related entities

戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説「SHOGUN」が、『トップガン マーヴェリック』の原案を手掛けたジャスティン・マークスや、名優・真田広之らハリウッドの製作陣により、ドラマシリーズとして新たに誕生。『SHOGUN 将軍』が、Disney+(ディズニープラス)の「スター」にて独占配信中だ。

このたび、主演・プロデューサーを務める真田広之と、城好き・時代劇好きとしても知られる田村淳(ロンドンブーツ1号2号)による夢の対談が実現。2人が本作の魅力を熱く語りあう対談映像が解禁となった。

真田広之、ハリウッド初主演・プロデュース作

徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜、窮地に立たされた戦国一の武将<虎永>と、その家臣となった英国人航海士<按針>、二人の運命の鍵を握る謎多きキリシタン<鞠子>。彼らが繰り広げる歴史の裏側の、壮大な“謀り事”。そして、待ち受ける大どんでん返し。本作は、日本では描ききれない、ハリウッドスタジオによる壮大で圧倒的な映像世界で贈る、陰謀と策略が渦巻く「SHOGUN」の座を懸けた戦国スペクタクル・ドラマシリーズ。

2月27日に全世界での配信が始まるや、米レビューサイト「RottenTomatoes」では批評家スコア、オーディエンス・スコアともに100%の評価を獲得(2/27時点)。日本でも、「壮絶なストーリー、演者さん達の素晴らしい演技に圧巻された!」「真田広之が主演とプロデュースしてるだけあって、素晴らしいものに仕上がってる」「撮影や編集のキレが映画レベル」「画のリッチさに留まらず全編良い緊張感があって楽しめた」などの熱い感想が殺到。日本の戦国時代を描いた本作を、早くも全世界が絶賛している。

日本の歴史好きだけでなく、世界中で楽しんでもらえる作品に

真田広之は、これまで数々の大河ドラマや時代劇作品などに出演。主演を務めた『たそがれ清兵衛』(02)が、「第76回アカデミー賞」外国語映画賞にノミネートという快挙を達成。トム・クルーズとの共演でも話題となった『ラスト サムライ』(03)でも、その存在感を発揮するなど、言わずと知れた時代劇のスペシャリスト。田村淳は、数々のバラエティ番組でMCとして活躍をする傍ら、時代劇好きとして『功名が辻』(06)で念願の大河ドラマデビュー。さらに城マニアという趣味が講じ『おしろツアーズ 絶対行きたくなる!おもしろ名城旅』のMCにも抜擢されると、番組内で田村が披露するその豊富な知識量にも注目が集まるなど、戦国時代好きとしてのイメージも定着した。

対談映像では、主演に加えプロデューサーとして本作の隅々まで関わりこだわり抜いた真田と、歴史マニアとして目の肥えた田村という2人が、今世界中で高い評価を獲得し、注目度が急上昇中の本作についてのトークを展開した。

田村は、開口一番「一気に引き込まれまして。歴史が好きな僕が、その将軍像ってどういうものかみたいなことを考えながら見られた」と口火を切ると、「僕はどちらかというと時代劇とか戦国時代もたくさん見てきてて、『SHOGUN 将軍』をこの規模でこういうふうに描いてくれて『ありがとう』と思いました」と時代劇好きという立場からも作品の世界に引き込まれたとその魅力を語る。

本作を自身のマネージャーと一緒に見たという田村は、「一緒に見たときにどのぐらいハマってくれるんだろうと思ったら、『すごい面白い』と。今まで時代劇に興味なかった人でも引き込まれる作品になってるなと思った」というエピソードも披露し、時代劇ファンだけでなく、これまで時代劇に親しみがなかった人でもハマる要素があると語った。これに対し真田は、本作の制作の際、時代劇ファンになじみのある昔ながらの作り方や、若い世代を意識した現代ナイズな作り方はしない様に意識したといい、「今回は、流行やすたりとかトレンドな表現を一切省いて、王道でいこう」そう決めていたと言う。「(王道を行くことで)世界中のお客さんに理解しやすく、そして楽しんでもらう、日本文化を垣間見てもらうと同時に、日本の時代劇通の人にも納得してもらえる、その両方を網羅したいというのが、プロダクションの狙いになった」と制作時の想いを語った。

「日本でこれから製作されるものへの刺激にもなれば嬉しい」

田村が本作で“すごいと思った部分”について話が及ぶと、「ずっと日本で製作された日本目線の戦国時代を見てきて、それで虜になった人間なんですけど、海外の視点だとこうなのかっていう新たな視点が加わることで、この戦国時代がますます面白くなったっていう、そのきっかけを僕は『SHOGUN 将軍』からもらった」「ポルトガルとイギリスが、僕たちからしたら、ともに外国なんだけどこの2国は日本に来て、こういうふうに思い合っていたんだという視点が、また更なる深みみたいなのが出てきて」とその魅力を熱く語る。そういった新たな視点で描かれる戦国ドラマについて真田は、「これが日本でこれから製作されるものへの刺激にもなれば嬉しいですし、もう未来に対しての大きな足がかりといいますか布石になれば、やった甲斐はあるのかなという気はしてます」と田村の熱い感想を受けかみしめるように語った。本作の中心人物である、英国人航海士ジョン・ブラックソーン=按針(コズモ・ジャーヴィス)の目線でも表現される日本の姿や、当時の日本が世界の国々のなかでどんな立場に立たされていたのか。これまでの時代劇とはまた違った新たな視点で進んでいく物語に注目だ。

本作で印象深いシーンのトークでは、田村が、虎永とその腹心である戸田広松(西岡德馬)のあるシーンについて触れ、真田も「もうまさに西岡さんはあのシーンのためにこの役を引き受けと言って過言ではないんです。やはりどうしても侍魂を世界に発信し、見せたいっていう思いがあのシーンにこもってます」と、長きにわたり共演を重ねてきた西岡とだからこそ作り上げることができたシーンだと自信をにじませる。田村も「『これが将軍の苦しみか』みたいなのが、もう真田さんの表情から受け取れて。それを汲み取る西岡さん、広松の想いみたいなそこのシーンをぜひ皆さんにも見てもらいたい」と猛プッシュ。2人が語る真田と西岡による注目のシーンがどういった場面なのか、ぜひ配信で確かめてほしい。

「もうまさにディズニーランドのアトラクションかよって(笑)」

2人の対談の中では、本作の制作秘話について触れられる場面も。真田の意向もあり、日本で時代劇を作っているクルーを招集し、一切妥協をすることなく行われた本作の撮影だったが、まさにハリウッド流ともいえる大規模なセットを駆使して撮影されたシーンもあったという。「CGになるだろうと思ったら、丸々嵐の中で揺れる船を実寸大で作って空中に浮かして、もうガンガン動かすんですよ。そこに実際の役者やエキストラを入れちゃって上からこのウォータータンクでドーンって。実際に水を流して。もうまさにディズニーランドのアトラクションかよって(笑)みんな命がけでカメラマンも、命綱をつけて、ハンディカメラで追っかけて」と身振り手振りを交えて語る真田の表情からは、そんな撮影も楽しみながら作り上げていったという充実感も垣間見える。田村も「港町、日本の小さな港町も結構な尺を使って、しかもあそこに大きな船があってっていう。何げないけど、いままでこんなに贅沢に一つの町を撮ったって、僕はあんまり記憶にないんですけど。あれがあるからこういう空気感のところで起こっている話なのかっていうのが、没入できたっていうのはすごい新鮮」とコメント。日本の時代劇とはまた違った、ハリウッドと日本の制作陣のコラボレーションだからこそ生まれたシーンの数々にもぜひ注目をしてほしい。

『SHOGUN 将軍』(全10 話)はDisney+「スター」にて独占配信中(毎週火曜日に最新話が配信)

© ディスカバリー・ジャパン株式会社