マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが、エヴァートン戦で2回目のPKをマーカス・ラッシュフォードに譲った理由を明かした。イギリス『TNT Sports』が伝えている。
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間3月9日に、プレミアリーグ第28節エヴァートンとの試合に臨んだ。試合は前半にアレハンドロ・ガルナチョが得た2つのPKを、ブルーノ・フェルナンデスとラッシュフォードが決め、2-0と勝利を飾った。
本来、マンチェスター・ユナイテッドのPKキッカーはキャプテンのブルーノ・フェルナンデスが務めている。しかしエヴァートン戦で2回目のPKを蹴ったのはラッシュフォードだった。その理由をブルーノ・フェルナンデスが以下のように答えた。
「我々は2人ともPKを蹴る。マーカス(ラッシュフォード)に『蹴りたいか』と尋ねたところ、彼は『自信がある』と答えた。彼も監督が選んだキッカーの1人だ。(ラッシュフォードがPKを決めて)自分がゴールを決めたような感じを覚えた」
エリック・テン・ハフ監督もこのPKキッカー交代に関して支持しており、以下のように語った。
「彼らはピッチ上で共に決断を下した。我々には優れたPKキッカーがおり、ブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォード、カゼミーロ、クリスティアン・エリクセンや他の選手もいる。チームにそのような選手がいることは非常にいいことだ。2人のPKキッカーがいると、相手GKにとって判断がより難しいことになる」
ブルーノ・フェルナンデスは前回対戦時のエヴァートン戦でもラッシュフォードにPKを譲っており、その当時は「マーカスには少し自信と得点が必要だった。彼が100パーセント決めると確信していた」と語っていた。今回もブルーノ・フェルナンデスの信頼に応えたラッシュフォードは、今シーズンのゴール数を7に伸ばしている。