2つ目のPKキッカー、ラッシュフォードはブルーノからの提案 「変更すべきだと感じた」

1つ目のPKを決めたユナイテッドのブルーノ・フェルナンデス[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドが2つのPKで連敗ストップの白星を手にした。

ユナイテッドは9日のプレミアリーグ第28節でエバートンとホームで対戦。前半にアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョが獲得した2つのPKをモノにして、2-0で勝利した。

そのPKシーンではポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが1本目を担い、2本目はイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードだった。

クラブ公式サイトによると、ブルーノは試合後のクラブ公式チャンネル『MUTV』でその経緯を明らかに。ブルーノからラッシュフォードに提案してのキッカー変更だったようだ。

「何度も言うように、僕らは複数のPKキッカーがいて、ドレッシングルームにもリストがある。マーカスはPKキッカーとして2番目の名前で、彼が蹴ろうとするときは僕もいつだって自信を持っている」

「彼なら、僕と同じ効果をもたらせると信じているんだ。1本目は僕が決めたけど、2点目はGKの心を少し揺さぶるという面で、変更すべきだと感じた」

「そうすると、彼(ジョーダン・ピックフォード)はまた違う動き方で、また異なるPKキッカーに対応していく必要性が出てくる。だから、僕らが追加点を奪う上で、チームにとって最善の判断だったと思う」

「あれは自分にゴールを決める自信がなかったわけじゃない。ただ、マーカスと話をして、やりたいかどうかを尋ねたからで、そうしたら『喜んでやる』と言ったから、『どうぞ』って返したんだ」

そんなブルーノは前回のエバートン戦でもPKチャンスを獲得した際、ラッシュフォードにキッカーを託した過去。今季のラッシュフォードが悩める状況とあって、今回も自信を取り戻させるために譲った、というのもありそうだ。

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