火曜日は西~東日本で雨や風強まるおそれ 週の後半は気温高く 春本番の暖かさに

 あす(月)は晴れる所が多いものの、西日本を中心に天気が下り坂となる見込み。火曜日は東日本にも雨の範囲が広がっていき、太平洋側を中心に雨脚の強まる所がありそうだ。沿岸部は強まる風にも注意が必要だ。ただ、木曜日以降は春本番の暖かさとなり、土曜日は東京などで20℃くらいまで上がる見込み。

あすは西日本で下り坂 火曜日は風強まる

 あす(月)は、北日本を中心に雲が広がりやすいが、雪の範囲は狭くなる見通し。北陸なども晴れ間がでるものの、夕方以降は九州で雨が降り出し、夜は四国や中国地方にも雨雲が広がりそうだ。

 火曜日になると東日本や東北にも雨の範囲が広がっていき、西日本や東日本の太平洋側では雨脚の強まる所もある見込み。沿岸部は風も強まりそうだ。火曜日の日中は、西日本ではいったん天気が回復しても、上空の寒気の影響で、午後は急な強い雨や雷雨に注意が必要となる。
 水曜日は天気が回復に向かい晴れる所が多くなるが、北風がやや強く吹きそうだ。

木曜日以降 気温上昇 4月中旬並みの陽気も

 木曜日以降は太平洋側を中心に晴れて、平年を上回る陽気となる見込み。関東から西は広い範囲で15℃以上となり、土曜日は東京や名古屋で20℃と、4月中旬並みの暖かさになりそうだ。晴れて気温が上がると花粉の飛ぶ量も多くなるため、花粉が付きにくい服を選ぶなどの対策を心がけたい。

さくら開花もカウントダウンへ

 この週末にかけて寒さが戻ったが、この先の暖かさでさくらのつぼみは順調に膨らんでいき、東京では3月18日など、各地で平年より早い開花となる見通し。ただ、このあとに少し寒さが戻るため、暖かいコートは手元に残しておくなどして、気温の変化で体調を崩さないように注意が必要だ。また、紫外線も強まっているため、そろそろ対策を心がけたい。

(気象予報士・及川藍)

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