7.89m!黄海海域大口径柱状堆積物の最長サンプリング記録を更新―中国

大口径沈堆積柱状サンプリングシステムが南黄海海域で自然資源部の科学調査船「向陽紅01」に搭載され、海上での実証試験を終え、単一の・連続的で・低攪乱の500mm大口径柱状堆積物を7.89m採取した。

中国科学院海洋研究所が7日、同研究所が研究開発した大口径沈堆積柱状サンプリングシステムがこのほど、南黄海海域で自然資源部の科学調査船「向陽紅01」に搭載され、海上での実証試験を終え、単一の・連続的で・低攪乱の500mm大口径柱状堆積物を7.89m採取した。同海域における大口径柱状堆積物の最長サンプリング記録を達成し、中国の大口径堆積物サンプリング分野の技術及び設備の空白を埋めた。科技日報が伝えた。

科学研究者は海上試験中に縦型回収・投入、オンライン通信制御、可視化を採用し、複数種類の水中センサーによる作業モデルを搭載することにより、サンプリングシステムの稼働の安定性を保証した。5回の作業のすべてで順調に回収した。1回のサンプリングの長さは最長7.89mに達する上、最終氷期最盛期以降の低海面時期の陸上地層サンプルを取得した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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