日本製鉄釜石シーウェイブス待望の今季初勝利! 先制許すも九州電力を圧倒 地元岩手・釜石市で震災復興祈念試合

NTTジャパンラグビーリーグワンディビジョン2の日本製鉄釜石シーウエイブスは10日、ホストゲームで九州電力に勝ち、待望の今シーズン初勝利を地元・釜石で飾りました。

10日の試合は東日本大震災から13年を前に「復興祈念試合」と銘打って行われました。観客は釜石鵜住居復興スタジアムでのチーム公式戦では最多となる約4千人です。釜石は前半、パスの乱れをつかれて先制トライを許しましたが、その後は気迫あふれるプレーで相手にプレッシャーをかけ続け、8番サム・ヘンウッドが立て続けにトライを奪い13対8とリードして折り返しました。後半も釜石は相手のミスを見逃さずに確実にトライにつなげ、28対11で勝利。地元の大勢のファンの前で待望の今シーズン1勝目をあげました。

(日本製鉄釜石SW・須田康夫ヘッドコーチ)
「やってきたことをほぼパーフェクトに近い内容で遂行できたのではないかと思っています。今季初勝利できたことを非常にうれしく思いますし、選手たちにもおめでとうと言いたいです」

<釜石の今後の試合日程>
3月17日(日)
VS グリーンロケッツ東葛(釜石鵜住居復興スタジアム)

3月24日(日)
VS レッドハリケーンズ大阪(いわぎんスタジアム)

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