鳥取県の大山を登山中の男性3人が雪崩に巻き込まれた事故。
発生から1週間以上が過ぎましたが、未だ2人の行方が分かっておらず、10日現在、懸命な捜索が続いています。
土江諒 記者
「捜索9日目です。きょうは天候も良いということで、山岳協会の関係者も参加し、行方不明者の捜索が行われています」
この事故は、3月2日正午過ぎ、大山登山をしていた男性3人が中腹の登山道ではない斜面で雪崩に巻き込まれ、福岡市在住の2人の行方がわかっていないものです。
連日警察などが捜索に当たっていますが、現場では悪天候や雪崩が発生しやすい状況が続いていること。
2人が居場所を示す「ビーコン」を持っていなかったことから、捜索は困難を極めていて、今も発見には至っていません。
登山客
「登山道があるんだけど、横に雪がいっぱいあってどこが登山道かわからなくなっている。気を付けないと」
土江諒 記者
「人でしょうか。大山中腹の斜面に人の姿が見えますね」
この日も、なだれ注意報が出ている中、登山道ではない場所で単独登山をしている人の姿も確認できました。
警察は、登山届の提出はもちろん、気象状況、装備品などを確認した上で登山に臨んでほしいとしています。