退任決定済みクロップがペップとのプレミア最終戦へ 「将来会えたら敬意でいっぱい」

かつてのシティ戦でグアルディオラ監督とハグを交わすリバプールのクロップ監督。[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督がプレミアリーグ首位攻防戦を前にマンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督に言及しや。

2位シティ、そして3位アーセナルとの覇権争いになるプレミアリーグで首位に立つリバプール。10日の第28節ではわずか1ポイント差のシティをホームに迎え撃ち、首位の座をかけた大一番に挑む。

この勝敗は今後の覇権争いを左右するものとあって、そこが一番の注目どころだが、クロップ監督が今季限りで退任済みのため、数々の名勝負を繰り広げる両指揮官にとって、現時点で最終戦になりうる。

イギリス『BBC』によると、このビッグマッチに先だった会見に出席したクロップ監督にはやはりグアルディオラ監督絡みの質問もあったようで、改めてリスペクトの思いを口にしている。

「私はライバルとは思っていない。我々は2人とも競争心があって、フットボールの試合に勝ちたいという思いだ。それでいて、どちらのチームも良い選手に恵まれている。前にも言ったが、将来会うことがあれば、敬意でいっぱいになることだろう。私が彼のことをどれだけ尊敬しているかは何度も口にしている」

そんなドイツ人指揮官は独特な言い回しで今節の重要性にも触れ、それを理解しつつ、この結果でタイトルの行方が決まるわけではないと述べた。

「考えうるすべてのシナリオを考慮しても、どんな結果になろうが、誰もシャンパンのボトルを開けるべきではないと思うよ」

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