エヴァートンが限定「三つ葉のクローバー」ジャージを発表!“偉大なるキャプテン”コールマンを讃えるデザイン

プレミアリーグ所属エヴァートンは7日、キットサプライヤーhummel及びオフィシャルショップなど小売パートナーのファナティクスと共同で、チームのキャプテンであるシェイマス・コールマンを讃えるスペシャル・ジャージを発表した。

Everton 2023-24 hummel Special Edition Shamrock Jersey

エヴァートン 2023-24 hummel スペシャルエディション シャムロック・ジャージ

シャムロック・ジャージと名付けられたこのシャツは、2009-10シーズンに加入し今季で在籍15シーズン目を迎えたキャプテンのコールマンを讃えた特別モデル。ユニフォームとしてではなくプレマッチシャツとして使われる。

アイルランド出身のコールマンは地元クラブでキャリアをスタートさせ、2009-10シーズンにエヴァートンに加入。2010年にブラックプールへ3か月弱のローン移籍をしているが、それを除いては現在までエヴァートンでキャリアを連綿と紡ぎ続けている。

このシャツの名前であるシャムロックとは、三つ葉のクローバーのこと。コールマンの母国アイルランドの国花であり、キャプテンを務めてきたアイルランド代表チームのエンブレムにも描かれている。

デザインはそのシャムロックを大胆に配したものだが、よく見るとその一つ一つがエヴァートンでのコールマンの背番号「23」によってデザインされているのが分かる。偉大なキャプテンに最大限の敬意を表したグラフィックだ。

このシャツは3月17日の「セント・パトリックス・デー(St. Patrick's Day)」を迎えるタイミングでの発表となった。

この日はアイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックスの命日。アイルランドでは祝祭の日となり、街中がシンボルカラーの緑一色に染まる。単にキャプテンを讃えるだけではなく、セント・パトリックス・デーのタイミングで発表。エヴァートンの粋な計らいである。

なお、3月17日は本来ならホームでリヴァプールとのマージーサイド・ダービーを開催予定だったのだが、リヴァプールのFAカップ準々決勝進出により延期となっている。もしかしたら、このダービーマッチ当日の着用を想定していたのかもしれない。

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偉大なキャプテンを讃えるシャムロック・ジャージはクラブ公式オンラインストアで販売中。数量は不明だが限定販売となるようだ。

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