路面電車と自動車の事故を防ごうと、広島電鉄とJAF広島支部がイベントを開きました
「電車とクルマのセーフティースクール」には10人が参加しました。始めに、車庫内で路面電車と自動車の制動距離の違いや、運転士とドライバーの死角を確認しました。このあと、貸し切りの電車内で、運転席の隣に座って事故が起きやすい場所の説明を受けたり、急ブレーキなどを体験したりしました。広電によりますと、路面電車の接触事故は昨年度、26件あって、このうち電車と併走していた自動車の右後方の確認不足による事故は、16件でした。
参加者
「(電車が)急ブレーキかけた時点で事故になる感じですから、車側が気をつかってあげないと」
JAF広島支部事業課・岩崎幹児 課長
「自動車の運転手さんは死角・右後ろを自分の目で見て確認して、電車の接近に気をつけていただけたら」
広電とJAFは、今後も事故防止のイベントを続けたいとしています。