約10万人が命を落としたとされる東京大空襲から79年となった10日、「東京都平和の日記念式典」が都庁で開かれ、約340人が参加した。たびたび空襲の被害を受けた島津好江さん(90)=武蔵野市=は被災者を代表してあいさつし「爆弾が破裂した後、たくさんの骨が散らばっていた。火薬の音やにおいが、いまだに体に染みついている」と振り返った。都は戦争の惨禍を繰り返さないことを誓い、条例で3月10日を「平和の日」と定めている。
【速報】平和思い、犠牲者へ黙とう 東京大空襲から79年
- Published
- 2024/03/10 18:32 (JST)