奈良市史料保存館 明治末から大正の小学校生活を紹介

奈良市にある椿井小学校の明治時代末から大正時代にかけての写真などを紹介する展示が、奈良市の史料保存館で開かれています。

椿井小学校は、明治5年(1872年)に「陶化舎」の名で開校しました。

展示では、椿井小学校の150年を超える歴史の中で、明治時代末から大正時代にかけての学校生活の様子を記録した写真や資料を紹介しています。

このうち、明治40年(1907年)に撮影されたのは、児童増加のため新築された木造2階建て校舎です。

この後、大正時代には1000人を超える規模となり、それにあわせて運動場も整備。中にはダンスをする様子を撮影した写真や、児童が運動器具で体操したり、すべり台で遊んだりする姿を収めた記念写真帳も紹介されています。

明治時代末から大正時代までの、当時の小学生のいきいきとした学校生活が感じられるこの展示は、3月31日まで開かれています。

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