アイドルの交際宣言は罪?aespaカリナの熱愛謝罪騒動に海外メディアが驚き

2024年3月7日、韓国・聯合ニュースによると、人気ガールズグループ・aespa(エスパ)のKARINA(カリナ)が自身の熱愛報道を謝罪したことについて、英BBCが「K-POPスターが卑屈な謝罪文を発表した」と報じた。

KARINAは5日、俳優のイ・ジェウクとの交際が報じられたことを受けて自筆の手紙をInstagramで公開。「驚かせてしまって申し訳ありません」「ファンが傷ついた部分を、これから埋めていきたいです」とファンに謝罪した。

BBCは「韓国と日本のポップスターは(所蔵事務所とファンによる)圧迫で悪名高い産業に従事している」「10年前、K-POP事務所では新人歌手がデートすることや個人の携帯電話所持を禁じる慣例があった」「現在も熱愛を認めればファンにけしからぬこと(scandalous)だと受け止められる」と伝えている。さらには「K-POPスターの所属事務所は、彼らを『恋愛対象になれそうなアイドル』としてセールスしたがっている」という専門家のコメントも紹介している。

KARINAの熱愛報道後、所属事務所・SMエンターテインメントのソウル社屋周辺では「謝罪しろ。謝罪しなければ、アルバム販売数の減少と人けのないコンサート会場の客席を目にすることになる」との言葉を掲げたトラックがデモを行った。BBCはこのことも報じ、トラックデモは「K-POPファンが支持や不満を示すために一般的に行っている」ことだと説明している。

韓国のネットユーザーは、KARINAの件について「イカれた人間がたくさんいるんだな…」「恋愛は犯罪ではない。なぜ謝罪文まで書かなきゃならないのか。おまけに国の悪口まで言われるとは」「お互いに好き合ってるのに謝罪する必要なんてある?」「推しが恋愛してファンをやめるのは分かるけど、『恋愛は裏切りだ』なんて思ってたたくのは理解不能だ」「KARINAが190歳まで独身だったとしても、君たちにチャンスなどないぞ(笑)」「KARINAのファンは半分以上が本気で恋愛したいと思ってるタイプだから、こうなるのも仕方ないと思う。ショックは大きいし、そりゃ失望するよ」など、さまざまなコメントを寄せている。(翻訳・編集/麻江)

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