桃太郎賞 小学生9団体表彰 本社、文化やスポーツで活躍

山陽新聞桃太郎賞を受賞した各団体の代表

 学校や地域で文化、スポーツ、ボランティアなどに積極的に取り組む岡山県内の小学生団体をたたえる「第48回山陽新聞桃太郎賞」(山陽新聞社主催)の表彰式が10日、岡山市北区柳町の同社さん太ホールであり、9団体が受賞した。

 受賞団体の児童や保護者ら約200人が出席。同社の松尾政典営業局長が「取り組みを通して得た経験は一生の財産になる。熱意や努力は本当に素晴らしい」とあいさつし、各団体の代表者に賞状などを手渡した。

 活動発表では、児童らが能登半島地震の被災地を支援する募金運動や地元の商店街を盛り上げる祭りの開催といった取り組みを紹介。備前市の劇団花みずきは、アップテンポな曲に合わせて元気いっぱいのダンスを披露した。

 山陽新聞桃太郎賞は1977年に創設。表彰式は、新型コロナウイルス禍の影響で5年ぶりの開催となった。

 他の受賞団体は次の通り。

 芳泉小児童会(岡山市)倉敷市立葦高小陸上チーム、同第一福田小6年生、新見市立本郷小、遷喬小6年生久世商店街にぎわせ隊(真庭市)、美作市立大原小4年生「大原秋祭り伝承チーム」、浅口市立鴨方東小6年、吉備中央町FOS少年団連盟

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