マンC、アカデミー“最高傑作”のフォーデンと新契約に向けた交渉開始?…成立すればハーランドに匹敵する最高所得者に

マンチェスター・シティのイングランド代表MFフィル・フォーデンがクラブとの新契約を結ぶことを希望しているようだ。9日、イギリスメディア『Football Insider』が伝えている。

現在23歳のフォーデンは、マンCのアカデミー出身で2017年にトップチームデビュー。初年度からコンスタントに出場機会を得ると、2020-21シーズンから今季まで公式戦で4年連続二桁ゴールを記録。20代前半にして一気に主力選手まで上り詰めた。特に今季からポジションをウイングに移すと、キャリアハイの公式戦40試合に出場で18ゴールを記録中と大爆発。先日、ジョゼップ・グアルディオラ監督からも「彼は今シーズンのMVPだ」と絶賛のコメントを送られた。

報道によれば、フォーデンとマンCの契約は2027年6月まで残っているものの、更なる契約延長交渉を始める予定だという。さらに、同選手はクラブ内の最高所得選手らに匹敵する給与の引き上げを望んでいるとのこと。

現時点のマンCで最も高額な給与を得ているのはノルウェー代表FWアーリング・ハーランドで、週給86万5000ポンド(約1億5600万円)と報じられている。また、昨季のマンCの所属選手給料総額は過去最高の4億2300万ポンド(約816億3900万円)となっており、フォーデンと新契約を結んだ場合、この額を上回る可能性もある。

今後のマンチェスター・シティを背負って立つアカデミーの“最高傑作”は、新たな契約を結ぶことになるのだろうか、注目だ。

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