EL狭間のミラン、省エネのウノゼロ勝利で暫定2位浮上【セリエA】

[写真:Getty Images]

ミランは10日、セリエA第28節でエンポリをホームに迎え、1-0で辛勝した。

前節ラツィオ戦では最終的に8人となった相手を終盤のオカフォー弾で制した3位ミラン(勝ち点56)は、3日前に行われたヨーロッパリーグでは主力を投入してスラビア・プラハに先勝。そのミランはレオンが出場停止で欠場となった中、[4-2-3-1]で臨み、最前線にヨビッチ、2列目に右からプリシック、ロフタス=チーク、オカフォーと並べ、ジルーをベンチスタートとした。

14位エンポリ(勝ち点25)に対し、5分にプリシックがボックス内からGK強襲のシュートを浴びせたミランが押し込む展開で立ち上がっていく。しかし、敵陣でのプレーを続けるもののシュートシーンを作るには至らず時間が経過していく。

それでも40分、ミランが先制する。オカフォーがボックス左でスルーパスを引き出してクロス。プリシックが合わせてネットを揺らすと、直後はオフサイド判定だったものの、VARでゴールが認められた。

ミランが1点をリードして迎えた後半、慎重な入りとした中、互いに好機なく時間が経過していく。

63分にはプリシック、トモリ、ラインデルスをお役御免とした中、73分にジルーを投入した。

すると74分にはロフタス=チークがミドルシュートでGKを強襲すると、続く77分にはサイド攻撃の流れからカラブリアがヘディングシュートで追加点に迫った。

終盤の87分、CKからフリーのデストロにヘディングシュートを許すピンチがあったもののGKメニャンの正面で助かり、ウノゼロ勝利。

翌木曜にスラビア・プラハとの2ndレグを控える中、省エネで勝利を収め、この後、アタランタと対戦するユベントスをかわして暫定2位に浮上している。

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