ブライトン、フォレスト撃破で公式戦5試合ぶりの白星!…グロスのFKが決勝点を演出

プレミアリーグ第28 節が10日に行われ、ブライトンとノッティンガム・フォレストが対戦した。

FAカップやヨーロッパリーグ(EL)を含めた全公式戦で、4試合勝利から遠ざかっているブライトン。とりわけ直近の3試合は無得点、8失点と攻守ともに精彩を欠き連敗を喫している。リーグ戦3試合ぶりの白星を目指す今節は、残留争いを展開中の17位ノッティンガム・フォレストを本拠地に迎える。日本代表FW三笘薫は負傷の影響でメンバー外となった。

序盤から7割超のボール保持率を記録したブライトンが試合を優位に進める。最終ラインから中盤にかけてのパス交換でノッティンガム・フォレストのプレスを回避し、シモン・アディングラのカットインやカルロス・バレバのミドルシュートでチャンスを創出。16分には敵陣右サイドでFKを獲得すると、パスカル・グロスのアウトスイングのクロスにヤクブ・モデルが合わせたが、ヘディングシュートはGKマッツ・セルスの好セーブに阻まれた。

その後もブライトンの時間が続く。26分、アディングラがボックス内右へ抜け出し右足で折り返すも、飛び込んだエヴァン・ファーガソンには僅かに合わず。29分には左サイドの敵陣深くでFKを獲得すると、グロスの鋭いキックがアンドリュー・オモバミデレのオウンゴールを誘発し、ブライトンが先制に成功した。ノッティンガム・フォレストは失点直後にディヴォック・オリジがGKと1対1の好機を迎えるも、決め切ることはできなかった。

ブライトンの1点リードで迎えた後半、序盤はノッティンガム・フォレストがモーガン・ギブス・ホワイトらを起点に幾つかチャンスシーンを作る。一方で早めに追加点が欲しいブライトンは60分にタリク・ランプティとダニー・ウェルベックを投入するも、なかなか決定機を作ることができない。71分にはギブス・ホワイトの絶妙なパスからクリス・ウッドに際どいシュートを放たれる。しかし、これはバルト・フェルブルッヘンが鋭い反応を見せ事なきを得た。

こう着状態が続くなかで迎えた87分、ブライトンは途中出場のフリオ・エンシソが右足で強烈なミドルシュートを放つも、僅かに枠を外れて追加点ならず。対するノッティンガム・フォレストは90分、長い距離からのFKでチャンスを作るも、ボックス内左から放たれたヘディングシュートは枠の上へ。試合はこのまま1-0で終了し、ブライトンが公式戦5試合ぶりの白星を飾った。

次節、ブライトンはホームでマンチェスター・シティと対戦予定だが、開催日時については未定。一方のノッティンガム・フォレストは16日にアウェイでルートン・タウンと対戦する。

【スコア】
ブライトン 1-0 ノッティンガム・フォレスト

【得点者】
1-0 29分 アンドリュー・オモバミデレ(オウンゴール/ブライトン)

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