クリス・エヴァンス、MCUのスーパーヒーロー映画を擁護

クリス・エヴァンス(42)は、マーベルのスーパーヒーロー映画製作がもっと評価に値すると考えているという。

最近のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のプロジェクトが興行収入で振るわず、業界のスーパーヒーロー疲れが話題になっているが、同スタジオの11本の超大作でスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカを演じているクリスは、このジャンルの映画製作がいかにトリッキーであるかを人々が理解する必要があると主張する。

先週末にシアトルで開催されたエメラルドシティ・コミック・コンで、クリスはこう語った。「それは巨大で、壮大な映画なんだ。厨房にたくさんの料理人がいる(ようなもの)。僕には経験に基づいた証拠がある。こういう映画を作るのは簡単ではないんだ。もっと簡単だったら、もっといい作品がたくさんあるはずだ」

そして「陰口を言っているわけではない」と前置きしながら、「僕も何度か失敗した経験がある。そういうこともある。映画作りは大変なんだ。厨房に料理人が増えたからといって、それが簡単になるわけじゃない」「マーベルのカタログの中で特定の映画をハイライトしたくはないが、その中には驚異的なものもある。独立した、客観的観点で言って、素晴らしい映画だ。もう少し評価されてもいいと思う」と続けた。

またクリスは、ヒーローとして2度目の単独出演となった2014年の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』が携わったマーベル映画の中で「映画そのものだけでなく、その経験においても」最も好きな作品だと明かしてもいた。「1作目はとても緊張した。自分が何に足を踏み入れているのかを知り、その結果、守りに入って、負けないようにプレーした。『ウィンター・ソルジャー』の時は、勝つためにプレーしていた」「ルッソ兄弟との初共演作だしね。僕たちはよりリスクを冒し、キャラクターはより肉付けされたように感じたよ。僕のマーベル作品の中でも、より満足のいく経験だった」

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