「日本の“暗黙の了解”による悲劇」U-20中国女子の敗退でヤングなでしこに中メディアが八つ当たり!暴論に母国ファンから非難「失望を他人のせいにするのは恥だ」【アジア杯】

ウズベキスタンで開催中のU-20女子アジアカップは3月10日、B組のグループステージ第3戦が行われた。

2連勝で首位のU-20日本女子代表が1勝1分けで2位の北朝鮮と対戦。0-1で敗れて、2位通過となった。

一部の中国メディアは、この結果を受けて、ヤングなでしこを批判している。同時刻のキックオフの試合で、1分け1敗だった中国はベトナムに6-1で大勝したため、日本が北朝鮮に勝利していれば、スコアによっては、得失点差で2位通過&U-20ワールドカップの出場権獲得を果たせる可能性があったからだ。

日本の失点がミス絡みだったこともあり、ポータルサイト『捜狐』の記事には、「日本の“暗黙の了解”による悲劇」「すでに通過を決めた日本は意図的に負けたようだった」といった信じ難い文字が躍った。

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ただ、中国のファンは冷ややかだ。こうした記事のコメント欄に、次のような声が上がっている。

「無能だ」
「別に暗黙の了解ではない。日本が北朝鮮に勝てる力がなかっただけだ」
「自分が十分に優れていないのに、失望を他人のせいにするのは恥ずべきことだ」
「自尊心は残っているのか?」
「恥知らずだ。なぜ日本が助けなければならない?」
「これは盲目的な議論だ。能力があれば勝ち進めた」

結局、1位の北朝鮮が韓国、2位の日本はオーストラリアと準決勝を戦う組み合わせとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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