地震、津波、原発事故…あの日を忘れない。東日本大震災から13年【画像集】

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東日本大震災は3月11日、発生から13年を迎える。

地震は2011年3月11日午後2時46分に発生。国内の観測史上で最大規模のマグニチュード9.0、最大震度7を記録した。

岩手、宮城、福島県を中心とした太平洋沿岸部を巨大な津波が襲い、東京電力福島第1原子力発電所は電源を喪失。原子炉の冷却ができなくなり、炉心が損傷、燃料も溶融し、水素爆発を起こした。

警察庁によると、2月末時点で、死者は12都県で1万5900人、行方不明者は6県で計2520人に上る。

また、復興庁によると、2月1日の時点で、福島県から2万279人が県外に避難。宮城県からは889人、岩手県からは545人が県外避難をしている。

未曾有の大災害を忘れない。その爪痕を、写真で振り返る。

岩手県

壊滅状態の街を歩く人(2011年3月13日、岩手県陸前高田市)

地震による津波で壊滅状態の街(2011年3月13日、岩手県釜石市)

地震、津波、火災に襲われた自宅があった周辺を見つめる家族(2011年3月15日、岩手県大槌町)

宮城県

線路に散乱した大量のがれき(2011年3月13日、宮城県石巻市)

女川港付近(2011年3月17日、宮城県女川町)

石巻市の釜石地区にある大川小学校(2011年3月撮影)

石巻市の中里バイパス(2011年3月撮影)

福島県

東京電力福島第1原発。原子炉建屋はまだ爆発していないが、既にメルトダウンが進んでいた(2011年3月12日、福島県大熊町)[時事通信社チャーター機より]

東日本大震災で福島第一原子力発電所4号機付近の敷地内で撮影された津波来襲の様子=2011年3月11日午後3時44分撮影(東京電力提供)

水素爆発で原子炉建屋が大破した東京電力福島第1原発3号機。爆発の翌日、東電社員が撮影した=2011年3月15日(東京電力提供)

爆発後の福島第一原発1号機原子炉建屋(東京電力提供)

津波で海岸線から1キロ近く流された漁船群。奥は福島第1原発の排気筒(2011年5月26日、福島県浪江町)

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