米アカデミー賞発表 日本から3作品が候補に

金のゴジラを抱えてレッドカーペットに登場した「ゴジラ―1.0」の山崎貴監督=10日、ハリウッド(ロイター=共同)

 【ロサンゼルス共同】米映画界最大の祭典、第96回アカデミー賞の発表・授賞式が10日(日本時間11日)、ハリウッドで開かれた。日本からは長編アニメーション賞部門の「君たちはどう生きるか」(宮崎駿監督)など3作品が候補入りしており、注目が集まる。

 ほかの2作品は、視覚効果賞部門の「ゴジラ―1.0(マイナスワン)」(山崎貴監督)と、役所広司さん主演で国際長編映画賞部門の「PERFECT DAYS」(ビム・ベンダース監督)。

 メーキャップ&ヘアスタイリング賞部門には、過去に同賞を2度受賞したカズ・ヒロ(辻一弘から改名)さんが「マエストロ その音楽と愛と」(ブラッドリー・クーパー監督)でノミネートされている。

 日本の作品以外では、原爆開発者の葛藤を描いた「オッペンハイマー」(クリストファー・ノーラン監督)が作品賞や監督賞など計13部門で候補となっている。

映画「君たちはどう生きるか」より(C)2023 Studio Ghibli)
米アカデミー賞の会場に到着した「PERFECT DAYS」の役所広司さん(右)とビム・ベンダース監督=10日、ハリウッド(AP=共同)

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