【山口天気 朝刊3/11】寒さ和らぐが天気下り坂 夕方から次第に雨 傘を忘れずに

きのう10日(日)から今朝にかけては、県内付近は雲の少ない天気が続きました。安定して晴れたため、今朝は放射冷却による冷え込みが強まっています。一方で、大陸から朝鮮半島付近には雲がまとまりながら、東へ進んできています。

このあとも初めは高気圧に覆われる見込みですが、朝鮮半島付近の低気圧と、東シナ海に伸びる前線が東へ進み、西日本に近づく予想です。そのため、県内は天気は下り坂となりそうです。

県内は、朝は青空が見られますが、次第に薄雲が増えていく見込みです。午後は分厚い雲が増えて、夕方5時頃を過ぎると、所々で雨が降り始めるでしょう。夜にかけては各地で雨となりそうです。お帰りの時間に向けて傘を忘れずに持ってお出かけなさって下さい。

南からの空気が流れ込むため、昼間の気温はきのう10日(日)よりも高くなりそうです。週末よりもきょう11日(月)はこのあと寒さが和らぐでしょう。

花粉情報です。きょう11日(月)は気温が上がって、スギ花粉が飛びやすい気象条件となりそうです。スギ花粉飛散の最盛期はもう少しとみられますので、粘り強く対策を続けていきましょう。

今夜からの雨はあす12日(火)明け方までにはいったん止む所が多くなりますが、その後も湿った空気の影響を受けて、日本海側の地域ほどにわか雨が心配な天気となるでしょう。あさって13日(水)からはよく晴れて、春本番を思わせるような陽気となりそうです。最高気温は連日15度を越えて、週末頃は20度近くまで気温が上がる見込みです。今週はサクラ開花が近づくような暖かい日が多くなりそうです。

(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)

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