松山英樹は連勝ならず12位 シェフラー貫禄の独走V

「76」で最終ラウンドを終えた松山英樹(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待 最終日(10日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)◇7466yd(パー72)

首位に2打差の4位からスタートした松山英樹は2バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「76」とスコアを落とし、通算3アンダーの12位で4日間を終えた。

松山は1つ落として迎えた後半、ラフを渡り歩いた12番(パー5)でボギー、13番でダブルボギーをたたいて大きく失速。3週前の「ザ・ジェネシス招待」に続くシグネチャーイベント(昇格大会)の連勝はならなかった。

首位タイから出た世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーが6バーディ、ノーボギーの「66」と伸ばし、後続に5打差をつける独走で今季初優勝。2022年に続く大会2勝目を圧勝で飾り、ディフェンディングチャンピオンとして迎える次週“第5のメジャー”「ザ・プレーヤーズ選手権」へ弾みをつけた。ツアー通算7勝目。

通算10アンダーの2位にウィンダム・クラーク。通算9アンダーの3位に首位タイから出たシェーン・ローリー(アイルランド)。通算7アンダーの4位にラッセル・ヘンリーとウィル・ザラトリスが続いた。

8位から出たロリー・マキロイ(北アイルランド)は「76」と崩れ、通算1アンダーの21位に後退して終えた。

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン