ワッツネクスト、全国へ気合 「ベスト8進出目指す」/社会人バスケ

全国大会に出場する青森ワッツネクストの選手=9日、八学大体育館

 バスケットボール男子の社会人チーム「青森ワッツネクスト」が、16日に大津市で開幕する第6回全日本社会人プレミアムチャンピオンシップに挑む。昨年に続き2度目の出場。選手たちは「昨年より一つ上のベスト8進出を目指したい」と闘志を燃やしている。

 チームには昨年、元青森ワッツの野里惇貴選手(八戸市出身)、大高祐哉選手(青森ワッツ練習生)ら新戦力が加入した。

 オールコートプレスによる堅守と、3点シュートを軸に機動力を生かした速攻が特長。昨年12月の東北地区予選で4位となり、全国大会の切符をつかんだ。

 野里選手は「自分の持ち味はスリーポイント。しっかり決め切りたい」と強調。その上で「年齢的にも上の方なので、チームをまとめていきたい」と語った。

 下山貴裕選手(弘前市出身、八戸西高出)は、初戦の相手が強豪の実業団であることに触れ、「昨年も強いチームと対戦し、良い勝負に持ち込めた。新しい選手が増えてバリエーションも広がっているので、勝利を目指したい」と力を込めた。

 大会は18日まで。ワッツネクストは16日の1回戦で、東海・北信越地区1位のリンタツ(愛知)と対戦する。【全文】

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