ロンブー亮、“幻のマツダ車”と遭遇 50年前の非売品に唖然「これは見たことない」

大の旧車好きとして知られるロンドンブーツ1号2号・田村亮が2024年3月9日、YouTubeチャンネルを更新。旧車イベントで出会った個性的な車を紹介した。

2月17日~18日の2日間のわたり神奈川・パシフィコ横浜で開催されたクラシックカーイベント「第15回ノスタルジック2デイズ2024」に、トークゲストとして参加した亮。「旧車見たいよね。ノスタルジック2daysに行って来た。」と題した動画では、そのイベントの一部の様子が伝えられ、亮自身もこれまで生で見た事がなかった旧車たち、懐かしの車たちに出会えたという。

そんななかで、亮が驚いた車が置かれてあった。派手に改造が施されたイタリア車「デ・トマソ・パンテーラ」を発見し、亮は「(本来は)もっと上品な車ですけど、なか(のシートが)豹柄、そしてタイヤはこんなに出てて、スタッズみたいな……(ものがボディに付いてる)。これはマッドマックスの悪者のボスが乗ってくるヤツ。鼻ピアスがいっぱいの人が乗る車だよ、これは」と伝えた。

そんな車のオーナーがやってくると、亮は「なんでこんなことになったんですか?」と直球の質問。オーナーは「パンテーラってみんな(車高が)低いじゃないですか。じゃあ上げようかなくらいの気持ちで」と軽いノリで大胆な改造を施したことを明かした。

さらにその車の横には、こちらも派手なカスタマイズが施された「デロリアン DMC-12」も置かれてあった。「デ・トマソ・パンテーラ」のオーナーの友達が所有している「デロリアン」だそうで、亮は「なるほど。これとこれは友達だわな」と納得していた。

超個性的な「デロリアン」の運転席に座らせてもらうと、亮は「クラッチすげぇ重い。激重ですよ。強化クラッチどころじゃない重さです。いままでいろんなものに乗らせてもらったけど、なかでも一番硬いかも」と伝えた。それから「ノスタルジックで出会えるタイプだと思ってない車でした」と感謝しつつ、オーナーたちに別れを告げた。

続けて出会ったのは「幻のマツダの車」(帯同するスタッフのコメント)。「マツダ RX500」という車種で、1970年の東京モーターショーに出展されたコンセプトスーパーカーだ。10A型改ロータリーエンジンで、250馬力最高速は250キロに達したという。「これは見たことない」と語る亮。帯同スタッフが「これは市販はされてなかった」と説明すると、亮は「それがなぜここに?」と質問した。どうやらマツダが持ってきた車のようで、グレーの車体を見て、亮は「ウルトラマンだね。そんな感じがしますね」と雰囲気を伝えた。

また近くには「マツダ コスモスポーツ」も置かれてあった。「綺麗だね~」と車体を見て、うっとりする亮。さらにマツダの関係者からエンジン制作に関する最新情報を聞き、最後に亮は「どこの国産のメーカーさんももう一度エンジンを見直す時期になっている雰囲気もあるので」と話をすると、マツダの関係者は「そうですね。応援よろしくお願いします」と頭を下げていた。

日頃から、YouTubeで国産旧車好きをアピールしている亮にとって、同イベントはたまらないものがあっただろう。実際コメント欄には「見ごたえのある車が多いですね~」「亮くんYouTubeやってる時生き生きしてるねぇ。俺も嬉しい楽しい最高です!」などの声が寄せられている。亮が出会った車がどんなだったのか、詳細が気になる人はぜひ、動画をチェックしてみよう。

(文=中山洋平)

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