バイデン陣営、一般教書演説後の24時間に1000万ドル調達

[ワシントン 10日 ロイター] - 11月の米大統領選で再選を目指すバイデン大統領の陣営は10日、7日の一般教書演説後の24時間に1000万ドルの選挙資金を調達したと明らかにした。

バイデン氏は一般教書演説で、大統領選で対戦する見通しのトランプ前大統領が民主主義を脅かし、メキシコとの国境警備強化を妨害していると非難。また、トランプ氏が2021年1月6日の議会襲撃事件の事実を葬り去ろうとしているほか、ロシアのプーチン大統領に屈しているとも主張した。

バイデン陣営と民主党が1月全体で集めた選挙資金が4200万ドル強だったことを考慮すると、24時間で1000万ドルという額は注目に値する。

調査会社ニールセンがまとめた14のテレビ局の視聴率によると、一般教書演説の視聴者数は3220万人と前年から18%増えた。インターネットの動画配信やソーシャルメディアなどでの視聴は含まれていない。

バイデン陣営は9日、今後6週間で主要な激戦州向けに3000万ドルの広告費を投じると明らかにした。

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