【MLB】ド軍のチーム本塁王は大谷翔平が“大本命” ベッツ、フリーマンを上回る40本予想も……公式が見解「打者専念で……」

MLB公式サイトは「2024年の各チームの本塁打王」を予測。全30球団、それぞれの本命選手と予想される本塁打数を掲載した。また、本命以外で注目すべき選手として、1人のダークホース的な存在も併せて紹介した。ドジャース大谷翔平投手をはじめ、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手らおなじみのメンバーが顔をそろえた。

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■昨季はベッツの39本がチーム内トップ

MLB公式サイトは、各チームの今季本塁打王を予想。米データサイト『ファングラフス』の予測システム「スチーマー」の数字を参考にしたという。

ただ、「予測は本質的に保守的であり、大きな変化を提示するようには設計されていない」と注釈を添えたように、基本的には常連組が名を連ねた。

ドジャースの本命はやはり大谷で、予想本塁打数は40本を提示。昨季はMVPトリオの一角、ムーキー・ベッツ内野手が39本を放ってチーム内トップだったが、今季はキングが交代すると見立てた。

同サイトは「オオタニのドジャースにおける最初のシーズンは打者専念となるが、これが攻撃面でさらに大きな可能性を開くことになるかもしれない。このスーパースターは一流打者の1人として花開き、23年には44本の本塁打を打った。しかし、(右肘手術の影響で)彼のシーズンは短縮された」と記した。

大谷は昨季、135試合(162試合中)で戦いを終えたにもかかわらず、ア・リーグ本塁打王を獲得。同サイトとしてはシーズンを通じて健康体で過ごせば、さらなる量産が期待できると示唆した形となった。

■MVPトリオの後を打つ4番スミスに注目

また、ドジャースの注目すべき選手としては、ウィル・スミス捕手をピックアップ。「スミスはトップ捕手の1人で、21年からシーズン平均23本塁打を記録している」と指摘し、安定した活躍を評価。今季は4番起用が有力視されており、ベッツ、大谷、フレディ・フリーマン内野手の後を打つことで、成績面にどのような影響が及ぶのか注目される。

そのほか、ヤンキースはジャッジが本命となり、46本を打つと予想。今季からチームに加わった“若き天才”フアン・ソト外野手は注目選手に入らなかった。エンゼルスの本命は大谷の盟友であるマイク・トラウト外野手で、36本を放つとした。注目選手としてはローガン・オホッピー捕手の名前を挙げた。

最強軍団ブレーブスにおいては、やはり昨季54本塁打を放ちナ・リーグ本塁打王に輝いたマット・オルソン内野手が本命。昨季よりペースダウンするとはいえ、41本塁打を打つとした。

熾烈なキング争いが、メジャーを見る上で最高の楽しみの1つであることは間違いない。ファンは今季もデッドヒートに期待している。

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文●SPREAD編集部

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