青木崇高 朝ドラ効果…「俺のことを知られてんじゃないの?」と南米11都市で日本人移民に単独落語会

俳優の青木崇高が3月9日放送の日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY (アナザースカイ)』に出演。15年前1人で旅した南米を再訪し、当時の旅の真意を明かした。

今回、アナザースカイで“南米ブラジル”を訪れた青木。15年前、南米を1か月1人で旅した経験があるという青木は「NHKの朝ドラで出まして、ヒロインの相手役で」と、2007年に放送された連続ドラマ小説『ちりとてちん』でヒロインの夫役の“落語家”を演じた当時を思い返し、南米で暮らす日本の移民の人たちを色々とサポートしている友人から「その人たち(移民の人たち)はもう、毎日毎日朝ドラを見たりだとか、大河を見たりしてるっていうのを聞いて」と回顧。

それをきっかけに、“そんな毎朝見られてんだったら、俺のことを知られてんじゃないの”と、南米で顔が知られていることを想定し、“じゃあ南米で落語をしながら、ちょっといろんな街回ろうかな”と思い立った青木は、1か月かけて南米11都市を巡り、日本人移民に向けて落語会を開催。

「ちゃんとこの目で見て聞いて話しして、ちゃんと感じることができたら、自分の今後のキャリアにおいて、何かすごい大きな力をもらえるんじゃないかなと思って」と、その時の決断、出会いが運命の分かれ道だったことを振り返った青木に対し、MCの今田耕司が改めて「向こうで実際に落語も?」と質問。

すると青木は「ドラマで使うのって部分じゃないですか。せっかくだから(落語を)1本覚えて。iPodとかに出囃子(でばやし)を入れていって。それでいろんな会場で」とドラマで習得した落語を武器に、単身で南米を旅したことを思い返し、「何か所も回ったん?落語1本引っ提げて?すげぇな」と感嘆の声を上げた今田。

青木は、15年越しの夢だったこの地への旅を経て、当時落語会で「移民の方々のおじいちゃんおばあちゃんに出会えたことが、本当に今の自分の芝居だったりだとか、生きる糧の、かなりエネルギーの核に近いものになっているのは間違いない」と胸の内を明かした。

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写真提供:(C)日テレ

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