アルメニア、EU加盟を検討 ロシアと関係悪化

[9日 ロイター] - 旧ソ連アルメニアのミルゾヤン外相は8日、欧州連合(EU)への加盟を検討していると明らかにした。同国はロシアとの関係が悪化する中、欧米諸国との関係強化に動いている。

ミルゾヤン氏はトルコのテレビ局TRTワールドとのインタビューで「アルメニアでは現在、多くの新しい機会が議論されており、その中にはEU加盟も含まれている」と述べた。

2018年の革命で発足したパシニャン政権は、欧米諸国との関係を深め、従来の同盟国であるロシアは不満を示している。

パシニャン首相は、ロシアが自身の政権を弱体化させようとしていると批判している。先月には、ロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」への参加を凍結したと明らかにした。

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