猫の園長・うめちゃんも待っている 梅まつりステージイベントでは 梅の種飛ばしも/岡山・津山市

24日まで梅まつりを開催している岡山県津山市の梅の里公園で10日、ステージイベントが始まった。梅の花が最盛期を迎える16、17日は、恒例のもち投げや「梅の種飛ばし」が開かれるほか、真庭市や津山市などから歌手や演奏家、バンドが集まり、バラエティーに富んだステージを披露する。

この日舞台では、真庭市の演歌歌手・麻かおりさんの歌謡ショーや演芸などが行われた。また、津山のご当地グルメ・ホルモンうどんやホルモン入りのコロッケなどを販売する屋台、勝北木工クラブによる展示会もあり、訪れた人は梅林を見物した後、食事やステージ、木工作品の鑑賞を楽しんでいた。

今季すでに2回も来園したという甲元和子さん(73)は「花はきれいで見ていて飽きない。食事もおいしく、友人と散歩するのに最適な場所。また来る予定」と笑顔で話していた。

梅の種飛ばしは17日午前11時に実施。口に含んだ種を飛ばして飛距離を図り、上位入賞者には景品をプレゼントする。もち投げは16日午後3時~、17日午後0時半~、3時~。ステージは両日午前10時から行われる。

梅の里管理組合の前原啓志組合長は「コロナ禍も落ち着きを見せている。週末はぜひ家族や友人らと一緒に楽しんでほしい。昨年就任した猫の園長・うめちゃんも待っている」とPRしている。

梅の花の開花が進む園内

イベントステージの様子

© 津山朝日新聞社