松本まりかが鉄道旅でインド最南端へ 現地人が死ぬまでに訪れたいという場所で沐浴(もくよく)し、心を清める

俳優の松本まりかが3月8日放送の『沸騰ワード10』に出演。南インドを鉄道で縦断する弾丸旅で訪れた最南端の町で、絶景に心洗われる場面があった。

鉄道を乗り継ぎ、南インドを約300キロ縦断している松本。最南端の町・カンニャクマリを目指し最後に乗った寝台列車では、思わぬハプニングに見舞われた。なんと予約していた席には、前日の夜寝泊まりしていた人が残したゴミなどが放置されており、松本は「(前の人が)寝ちゃってたなぁ…バナナすごい食べちゃってるなぁ…」と、乗車早々片付けをする羽目に。長距離を走る寝台列車ではよくあることなのだそうで、松本は自ら残されたゴミや荷物を片付けた。その様子をスタジオで見守った俳優の高橋文哉は、「あれを掃除してそこに寝て楽しめるっていうのはすごい」と、松本のたくましさに感動していた。

ゲスト出演した高橋文哉

道中、松本はこれから向かうカンニャクマリを訪れようと思った理由を告白。松本は「カンニャクマリっていうところはインド人が死ぬまでに訪れたいと思う場所なんだって。きっとその本質を少しだけでも知れると思うの」と語った。街に到着した松本は、現地のマーケットを訪問し、酸味の強いフルーツ・タマリンドや、ラッシーを口にしたほか、インドの伝統衣装に着替えるなど、観光を満喫した。

夕方になり日もかたむき始めた頃、松本はこの旅のメインイベントのため、インド最南端のコモリン岬へ足を運んだ。ここで松本は「ちょっとやりたいことがあって、沐浴(もくよく)しようか」と海に入り、沐浴を行うことに。コモリン岬は体を水で洗い清める儀式、沐浴の一大スポットなのだそうで、松本は「あー、冷たい!気持ちいい。自分の中の悪い物をきれいに洗い流してもらう。インドの人たちにとってはすごく意味のある場所、それを体感できたっていうのはいいよね」と感慨深げだった。

さらに日の沈む絶景を前に、松本は「自分はここまで来させてもらったけど、自分が何を感じられたかっていうのは、わからない。でも、わかろうとし続けるっていうことは、大事なことだなって思う。もっと時間をかけてインドの人たちのことも知っていきたい」と、6日間の旅に対して思いをはせていた。

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写真提供:(C)日テレ

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