第96回アカデミー賞、長編アニメ賞に『君たちはどう生きるか』 宮﨑駿が21年ぶり受賞

『君たちはどう生きるか』が第96回アカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞した。

宮﨑駿監督は2003年に『千と千尋の神隠し』で、長編アニメーション賞を受賞。2014年には日本人で2人目のアカデミー名誉賞に選ばれた。長編アニメーション賞は、本作で21年ぶり2度目の受賞となる。

『君たちはどう生きるか』は、宮﨑監督にとって10年ぶりとなる長編新作映画。監督が少年時代に手にした、吉野源三郎による小説のタイトルを冠した本作の主人公は、母親を火事で亡くし、父親の勝一と共に田舎の「青鷺屋敷」へ引っ越してきた11歳の眞人。人間に姿を変えられる不思議な青サギに導かれ、生と死が一体となった世界に迷い込んでいくさまが描かれる。

第96回アカデミー賞 長編アニメーション賞ノミネート
☆『君たちはどう生きるか』
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
『ニモーナ』
『マイ・エレメント』
『ロボット・ドリームズ』
※☆が受賞作品
(文=『君たちはどう生きるか』©2023 Studio Ghibli)

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