英妃写真、APが取り消し 加工された可能性

 【ロンドン共同】AP通信は10日、1月に腹部の手術を受けて以来初めてとして、英王室が同日に公開したキャサリン妃の写真が、APの基準を満たさない方法で加工されたように見えるため提供写真の配信を取り消したと明らかにした。夫妻の公式X(旧ツイッター)では写真は削除されていない。

 王室によると、写真は今月上旬にウィリアム皇太子が撮影した。椅子に座ったキャサリン妃が3人の子どもに囲まれて笑顔を見せているが、APは長女シャーロット王女の左手の部分が不自然に写っていると指摘した。

 キャサリン妃は1月16日に手術のために入院し、同29日に退院したが公の場に姿を見せず、臆測が飛び交っていた。

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