釜石SW、本拠地で今シーズン初白星

釜石SW-九州 前半32分、釜石SWのナンバー8サム・ヘンウッド(手前中央)が抜け出しトライ。13-5とリードを広げる=釜石市・釜石鵜住居復興スタジアム

 ラグビーのNTTリーグワン2部は10日、釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムなどで2試合が行われ、日本製鉄釜石シーウェイブス(SW)は九州電力キューデンヴォルテクスを28-11で下し、今季初白星を挙げた。通算1勝6敗の勝ち点6で順位は最下位のまま。

 東日本大震災復興祈念試合として開催し、同スタジアムではクラブ史上最多の3947人が来場。釜石SWは前半26分、ナンバー8サム・ヘンウッドが右サイドを突破してトライを決め8-5と逆転。32分にもヘンウッドがトライを奪い、前半を13-8で折り返した。後半はFB中村良真、WTBヘンリー・ジェイミーのトライでリードを広げ、5位九州に勝ち点1差に迫った。

 次戦は17日、同スタジアムで3位のNECグリーンロケッツ東葛と対戦する。正午開始予定。

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