「裏金政治と決別を」 立民・岡田幹事長が対馬で訴え 衆院長崎3区補選 

「裏金が横行する政治と決別しよう」と訴えた岡田幹事長=対馬市交流センター

 立憲民主党の岡田克也幹事長は10日、長崎県対馬市に入った。衆院長崎3区補欠選挙(4月16日告示、28日投開票)に立候補を予定する同党の山田勝彦衆院議員=比例九州=の国政報告会に登壇。「裏金が横行するような政治と決別するため、私たちに任せてほしい」と支持を呼びかけた。
 岡田幹事長は、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を踏まえ「説明した議員はほとんどおらず、政治倫理審査会に出た人もまともな答弁をしていない。きちんと事実関係を明らかにすることが必要だ」と強調。「政治とカネの問題に対する皆さんの怒りを、4月28日にぶつけてほしい」と訴えた。
 人口減少が進む同市の現状については「離島の人口が減り衰退すれば、国の安全に関わる。しっかりと(離島振興に)対応すべきだと改めて実感した」と記者団に述べた。
 岡田幹事長は同日、壱岐市にも入った。

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