東京五輪をきっかけに設立された村山市の「むらやま新体操教室」(佐藤悦子代表)の発表会が9日、同市民体育館で開かれ、子どもたちがしなやかな動きで練習の成果を披露した。
教室に通う約50人が出演し、幼児のバンビ、小学生のジュニア、大会出場を目的にレッスンを重ねる育成の各クラスに分かれて演技した。色とりどりの衣装に身を包み、躍動感ある動きを見せた子どもたち。見守った保護者ら約250人は音楽に合わせて手拍子をするなど、一体となって楽しんでいた。賛助出演した日本女子体育大3年の上條歩奈(あゆな)選手は、フープやリボンの演技で会場を魅了した。
教室は、同市が新体操の強豪国・ブルガリアのホストタウンとなったことが縁で2019年に発足した。発表会は昨年に続き、2回目。