第96回アカデミー賞、主演女優賞は『哀れなるものたち』エマ・ストーン

『哀れなるものたち』のエマ・ストーンが、第96回アカデミー賞主演女優賞を受賞した。

ヨルゴス・ランティモス監督が手がけた同作で主人公のベラを演じたストーンは、ランティモス監督の前作『女王陛下のお気に入り』でもアカデミー賞助演女優賞にノミネートされていた。本作ではプロデューサーも兼任した。

『哀れなるものたち』は、風変わりな天才外科医ゴドウィン・バクスターの手によって死から蘇った若き女性ベラが、世界を知るために大陸横断の冒険の旅へ出る物語。時代の偏見から解き放たれたベラは、平等と解放を知り、驚くべき成長を遂げていく。

第96回アカデミー賞 主演女優賞ノミネート
アネット・ベニング『ナイアド ~その決意は海を越える~』
リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ザンドラ・ヒュラー『落下の解剖学』
キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』
☆エマ・ストーン『哀れなるものたち』
※☆が受賞者
(文=リアルサウンド編集部)

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