吉田沙保里「そういうの好きかも!」自身の“苦手”は笑いの力で克服できるのか…芸人軍団がこん身のネタ披露

お笑い芸人のハリウッドザコシショウが3月10日放送の『笑神様は突然に…2024春SP』に出演。レスリングの元世界女王・吉田沙保里の“苦手”を笑いで克服させた。

『笑いは恐怖を超えるのか?苦手克服チャレンジ』と銘打たれたお試し企画でリーダーとなったザコシショウ。大の高所恐怖症だという吉田に、高所で行うアスレチック『ドラゴンキャッスル』に挑んでもらい、その恐怖感を芸人のネタによる笑いで解消しようというのが今回の企画。実物のドラゴンキャッスルの高さをみた吉田は「考えただけでもゾクゾクするもん」と早くもビビりまくり。果たして笑いの力は恐怖に打ち勝てるのか。

まずは初級編。3mの高さに設置された、足場にすきまが開き下が丸見えのつり橋『ゆらゆら橋』を渡る吉田。ゴール地点にはお笑いコンビのジョイマンがスタンバイし、いつものラップネタを披露している。そのシュールな光景にMCのウッチャンナンチャン・内村光良は思わずVTRを止め「これを見ていくんだね?これが続くんだね?腹くくった!」と企画趣旨を再確認。ジョイマンのラップネタを笑顔で見ていた吉田だったが、「ナナナナ~」と高木晋哉が飛び上がるたびにつり橋も揺れるというまさかの事態に。しかしなんとか、恐怖心を笑いが上回り、渡りきることに成功。

吉田は続いて『激細平均台』に挑戦。ゴール地点ではお笑いコンビ・ランジャタイの国崎和也がお面を入れ替えながらネタを披露。しかしこれは柱が邪魔して吉田からはほとんど見ることができず、結局笑いではなく自力でクリアするという結果に。

3つ目のアトラクション、ロープにつるされた揺れるボートを進む『空飛ぶボート』では、ゴールに映画『トゥームレイダー』のアンジェリーナ・ジョリーにふんしたモノマネ芸人のキンタロー。がスタンバイ。アンジーになり切ったキンタロー。に鼓舞された吉田は「元気になりました!」とここもクリア。

4つ目のアトラクション、高さ3mの『巨大シーソー』にはリーダーのザコシショウがスタンバイ。『誇張した福山雅治』ネタをおなじみの眼鏡と共に披露すると、吉田は高所にもかかわらず大笑い。「今のは(笑いが)勝ったのわかったな…笑いが助けてくれた」と、笑いの力への感謝を口にした。

悪天候による中断を経てからの後半戦。高さは地上8mとなり、特に苦手な人でなくても恐怖を覚えるレベル。最初のアトラクション、つり橋のゴール地点にはシークレット芸人としてくまだまさしがスタンバイ。「見ただけで笑える!」と話す吉田はくまだの繰り出すネタに見事にハマり、大笑いしながらつり橋をクリア。「面白い方が勝った!怖いけど、こっち(芸人)を見たいから、下を見なくていいから怖いのが半減する!」と企画の趣旨を証明した形となった。

その後、ザコシショウや国崎のネタを見ながら8mのアトラクションをすべてクリアした吉田。最後に13mのアトラクションに挑戦する予定だったが、天候がさらに悪化したためやむなくチャレンジ打ち切り。13m地点でネタを披露するはずだったピン芸人・市川こいくちのネタは室内で披露されることとなった。

市川のネタは、おならで吹き矢を飛ばして風船を割るというもの。吉田も「そういうの好きかも!」と期待が膨らんだが、おならの勢いが弱く吹き矢が失速し、風船まで届かないというまさかの結末に。「外が寒くて…肛門が縮こまっちゃって…」という弁明には、寒さを経験していた芸人みんな納得していた。

写真提供:(C)日テレ

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